プエルトリコのことを紹介しようと思います。
プエルトリコはカリブ海に浮かぶ小さな島です。
大きさは四国の約半分。
上の地図ではCuba、Dominican Repの東側に見えます。
マイアミの東南約1,000マイル、ニューヨーク、マイアミから共に飛行機で約3時間の距離になります。
独立国ではなく、アメリカ合衆国の自由連合州/自治州です。
だからここに住む人たちはアメリカ国籍、市民権を持ち、
通貨もUSドル、郵便もアメリカの郵政公社、
社会保険もアメリカそのものです。公用語はスペイン語が主です。
でも税金は連邦税が免除され、それに相当する税金はプエルトリコ政府に支払います。
州ではないのでアメリカの議会に人は送り込んでいません。
アメリカの大統領選挙には参加せず、プエルトリコの知事、プエルトリコ議会の議員を選びます。
昔は学校で英語を教えてたそうですが、
今では英語を習いたい人だけが習ってます。
そのおかげでほとんどの人が英語を喋れません。
首都のSan Juanに行ったらもうちょっと通じると思うんだけど...。
と言葉には苦労してます。
時差は日本より13時間遅いです。
もちろん一年中夏なので当地には夏時間や冬時間はありません。
でもアメリカには夏時間があるのでその間は当地と米国東海岸は同じ時刻となります。
車のスピード表示は本土はすべてマイル表示。
どこどこまで何マイルやこの道のスピード制限は何マイルまでとか。
ここプエルトリコはスピード表示はマイル。
でも目的地までの表示はKmなんです。
海はきれいです。ブルーじゃなくてグリーン。
かなり沖まで浅瀬。
海水浴嫌いだった私が進んで入れちゃうぐらいのきれいさです。
食べ物
(注 ここで使ってるスペイン語の発音はプエルトリコ風に書いてます。プエルトリコのスペイン語は"S"の発音をあまり使いません。)
Arroz con Habituera (アロス・コン・アビチュエラ)ご飯とビーンズですね。
これは基本になります。これに肉料理や魚料理を合わせます。
Arroz blanco con habichuelas y pollo guisado
それとPlatano(青バナナ)の料理もよく食べます。
Tostones(トトネ) 青バナナをつぶしてフライしたもの。甘くないです。芋のような感じ。
主人はこれにケチャップをつけて食べるのが好きです。
Amarillo(アマリージョ) 青バナナの熟れたものをソテーします。これは甘いです。
Alcapurria(アカポヒア)青バナナをマッシュし、中に肉や魚介類を入れて揚げます。
Pasteles(パッテレ) 青バナナとタロイモ等を混ぜ、バナナの皮に包んで茹でます。
MOFONGO(モフォンゴ) 青バナナをつぶして揚げたものをマッシュし、調味料や塩、ガーリック、塩漬け豚などで調味したもの。
Pollo frito con tostones
チキンの周りに敷いてるのがTostones(トトネ)です。
そしてデザートとして有名なのが Flan(フラン)です。
日本のプリンの味に近いけど
もう少しマッタリとした感じです。
味もシナモン味やバニラ味等数種類あります。
プエルトリコ料理に欠かせない調味料はSOFRITO(ソフリート)と言う調味料で
にんにく、たまねぎ、ピーマン、オリーブ油、 アチョーテ(種からとった赤い着色料)などなどから作ります。