オーストリア・ウィーン

期間:2001年2月4日〜2001年2月5日

 本当だったらとてもきれいな街で、

ゆっくり過ごしたい場所なのに、

この時ばかりはほんとうに大変でした。

主人とエジプト空港で別れてから 私はエジプト航空でウィーンへ。

ウィーン空港に夕方の4時ごろ到着。

 さて、エジプト航空ではエアチケットの日にちを変えてくれたけど、

オーストリア航空はどうだろう?ってことで、

ひとまず荷物をピックした後オーストリア航空のカウンターへ。

 私:「事情があって一日予定よりずれたので、 次の便に変更して欲しい」

 オーストリア航空のカウンターのお兄ちゃんが、

「このチケットは全日空との共同便で

全日空の方で買ってるからそっちで相談してくれ」

 私:「じゃあ全日空はどこ?」

お兄ちゃん:「案内所で聞いて」

 案内所へ。

 そこのおじさんに全日空の場所を尋ねる。

おじさん:「もうカウンターは閉まってるから、

内線で電話してみて」と電話を借りてかけてみる。

「.......。」誰もでない。

おじさんが「どうしたの?」

って尋ねるから事情を説明。

おじさん:「もう一回オーストリア航空に行ってみたら?」

と言われ、もう一回オーストリア航空に。

 今度の担当のお兄ちゃんは上司に聞きに行ってくれた。

でもやっぱり駄目。

お兄ちゃん:「とにかく今日はもう日本に飛ぶ便は無いから、

 ウィーン市内の全日空に明日の朝直接行くしかないね」と。

 飛行機が無いならここにいても仕方ない。

 私:「全日空の事務所の場所を教えて」

と住所と電話番号を聞く。

そのまま空港内のホテル案内所へ。

 私:「この住所に一番近いホテルを一晩予約してください」と頼み、

 ついでにタクシーも呼んでもらう。

 オーストリアのお金を持ってないので、

レートがいくらか分からないが、

 一万円だけ両替してもらいホテルへ。

フロントで全日空の事務所の場所の確認

とモーニングコールをお願いして部屋へ。

なかなか広くてきれいな部屋だ。

ベランダから外を見たら、 オペラ座が目の前。

お腹がすいたので街へ繰り出す。

 とにかく1万円でどれくらいの価値があるのかわからないので、

 マクドナルドへ。

 店で一人で食べるのも寂しいので、

テイクアウトして部屋で食べる。

 オペラ座周辺はさすが音楽の街だけあって、

 いろんな人が外でバイオリン、 フルートなど音楽を奏でてる。

 記念にオーストリアのお土産でも買おうと思い お土産屋へ。

 オーストリアはきっとチョコレートがおいしいだろうと思い 何箱か購入。

 そしてホテルで一人寂しくハンバーガーを...。

 翌朝、朝食後急いで全日空の事務所へ。

エレベーターで上がって事務所を見てみたら誰もいない。

???

 とにかく待つ。

 日本人の女の人がエレベーターで上がってきた。

 「何か用ですか?」と、

私:「航空券の日にちを変更してもらいたいのですが。」

全日空のお姉ちゃん:「ここは9時に開くので、後5分待ってください。」

 5分後事務所に入れてもらい事情を説明。

 全日空のお姉ちゃん:「せめて3日前に連絡してくれたら変更できたのですが、

 もうすべてオーストリア航空に

今日の分のチケットは譲ってるので ここでは変更できません。

全日空のチケットとして日本に帰国するのなら、

3日後になります。」とのこと。

私:「いや、それは困ります。 どうしても今日日本に発ちたいのです。」

全日空のお姉ちゃん:「じゃあオーストリア航空で頼むしかないですね」

オーストリア航空の場所を聞きそこで尋ねる。

 オーストリア航空のお姉ちゃん:「もうこのチケットは日にちが過ぎてるし、

全日空で買われてるので変更は無理です。」

私:「どうしても今日日本に帰りたいので

 一番安いチケットを用意してください。」と頼む。

オーストリア航空のお姉ちゃん:「「片道だと約15万円。

往復だと10万円どうしますか?」

私:「往復お願いします。」

とその日の1時過ぎの航空券をゲット。

 外の公衆電話で両親に報告。

私:「明日日本につくから」

母親が、「お父さんも、あんたの彼氏も心配してるよ!何をしてるの?」と激怒。

私:「今怒っても仕方ないやん、 とりあえず明日関西空港に着いたら電話するわ。」

 ホテルに戻りチェックアウト。

 タクシー乗り場に行き空港へ。

思ったより早く着いたけど

チェックインが始まってたので

さっさと荷物を預けて出国手続きをし待合室へ。

 日本行きの便だけあって日本人だらけ。

 時計を見たらアメリカは朝。

主人に電話しなきゃ。

「りえの家に電話したら お母さんが明日帰国するって言ってたから、

とても心配したよ」

私:「ごめんなさい。家に着いたらまた電話するね」と...。

本当に約20時間のあわただしいウィーン旅行でした。

ってこれは旅行とよべるのだろうか...。